神様に選ばれた試合 村上新悟さんナレーション

話は前後しますが、2017年3月に放送された『神様に選ばれた試合』の後半部分のナレーションを村上新悟さんが担当されました。おそらく、村上さんにとって初めての本格的なナレーションの仕事がこの番組だったかと思います。

この番組の告知がされたのがけっこう間際で(汗)当時外出先で情報を知って大慌てで遠隔予約操作した思い出が…😅。

最初に放送されたのがWBCのシーズンということでイチロー選手の特集。かなり内容の濃い番組だったのですが、村上さんがナレを担当した三浦知良選手の特集が放送されたのがそのあと。そこまでけっこう長い時間かかって、始まった頃に家に着いてしまいww結果的に自宅で確認できてしまいました😅。

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神様に選ばれた試合-魂のカズダンスに込められた真実-

2017年3月05日(日) テレビ朝日系 21:00~23:00

ナレーション:村上新悟

寒い時期の放送だったので事務所様が提供してくれたSNSの写真でも厚着状態な村上さん。
そういえば、先日のラジオで「赤が好き」ってちょこっと話していたけど、これを見るとそれが伺えますね😁。

村上さんが担当したのがサッカー部門です。

サッカーといえばまず最初に思い浮かぶ選手として挙げられるのが三浦知良選手=キング・カズだと思います。サッカーを知らない人でも「カズ選手」といえばその顔が浮かぶのではないでしょうか。Jリーグが誕生する前からブラジルに渡って武者修行しサッカーテクニックを磨いてきたカズ選手。今回の番組では彼のW杯に纏わる波乱万丈の出来事から「忘れられないカズダンス」のエピソードまでを丹念に特集していました。
私は『キャプテン翼』を愛読しているという事もあって(舞台まで見に行っちゃったほど好きです、今でも 笑)サッカーに関してはちょいちょいチェックしていて、Jリーグが発足した後の日本代表のW杯への戦いはけっこう夢中になって見ていました。そのなかでも、カズ選手の辿ってきたドラマはかなり濃厚だったと思います。W杯予選とカズ選手は切っても切り離せないエピソードです。

今回の番組内ではそのあたりの出来事に至るカズの苦悩などを放送。
94年、あと一歩のところでW杯アメリカ大会を逃してしまった「ドーハの悲劇」、98年W杯フランス大会出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」の後に代表から落選した事件・・・。どれもリアルタイムで見ていたこともあり、改めて見るとなんとも切なかったですね。しかもそれを三浦選手本人が振り返って当時の想いを語っているわけですから・・・これはかなり貴重な映像だったと思います。
そんなカズが『神様に選ばれた試合』として選んだのが、2011年3月29に行われた東日本大震災復興支援チャリティーマッチでした。数ある印象的なビッグマッチを経験してきた中でこの試合を上げたというのがなんとも胸に迫りましたね…。ドーハの悲劇や、代表落選といった苦い経験を経てこそのゴール・そしてカズダンスだったと語っていたのが印象的でした。

さて、村上新悟さんのナレーションについてですが。全体を聞いてみての感想は・・・

”村上さんの声だけでドラマが成立する感じ”

とにかく、カズさんのドキュメントに村上さん自身が陶酔してしまったかのようで(笑)えらいドラマチックな雰囲気になっていた気がします😅。なんていうか、初めて聴くタイプのナレーションっていうのかなw。カズさんの辿った歴史を村上さんのドラマチックすぎるナレーションで見ている方に印象の余韻を与えなかった感じ、かなぁ。

最初の方はすごく落ち着いた感じだし滑舌もいいので聴き心地がいいのですが、試合が白熱してあと一歩でW杯出場っていう時のナレーションくらいになると、自分もその場にいるかのような興奮が伝わってくるような緊迫感あふれる声に(笑)。特にブレスがやたら色っぽいww。対してドーハの悲劇寸前の

「だが、あの悲劇が・・・」

のところはめっちゃ悲しそうな声ww。イラクゴールが決まった時の

「吸い込まれていった・・・・」

のブレス声なんかすごい感情がこもっててドラマチック(笑)。
ジョホールバルで岡野が決勝ゴールを決めたときにカズ選手に駆け寄った時の

「カズだった・・・」

のブレス声もすごかったなww。力が入った上のブレスなのでなんだかやたらと色っぽい(笑)。

そしてそのあとは比較的落ち着いた感じになったんですけど(カズさん代表落ちしてしまって試合に出ることなかったのでね…)、いよいよ本題のチャリティマッチになると村上ナレーションも力が入ってきます!村上さん、テンション上がってくると声にブレスが混じることが多かったよね😜(笑)。
カズ選手は当時J2の選手として初めてこのチャリティーマッチに選出されていました。そんなカズ選手が自分が出場することで悩んでいた時のナレーションがまたドラマチックw。特に

「葛藤していた」

は最初と最後の部分にめっちゃ色っぽいブレスが含まれてて思わずプッってなっちゃいました😁。

そしていよいよカズ登場の機会!!

「この男の登場だった!」

と村上ナレも思わずギアが上がった感じにw。カズ選手がピッチを駆け回っているのと同時に、村上ナレも一緒に戦っているかのような雰囲気になってましたね。もう結構この時前のめりだったんじゃないかな😄。
そのカズが、ついにゴールを決めます。そのあとに魂のカズダンスのパフォーマンス!!あれは実際に見ても心が震えるシーンでしたが、村上ナレも

「カズダンスは、被災地に届いた・・・!!」

と感無量の力の入った感じに。もう言い方がすごいドラマチックw。

「魂を込めた、瞬間だった・・・!!!」

この言葉に、村上さんも魂込めてたの、すごい伝わりました!!!
そのあとの、カズのネットコラムを読み上げるナレもあったんですが、その言葉の数々に村上さん自身が溺れていく感じに思えたかも。文字と文字の間の区切りにドラマ性を感じました。

「もっと、愛されるゴールを目指して」

という最後の言葉に、カズ選手の熱い思いをありったけ込めていたような読みっぷりだったな。もうあれだけ聞いてるだけでこちらもカズの世界観に陶酔していくかのような感覚がありました。

三浦知良選手、50歳で現役・・・改めてすごい選手だなと驚いてしまいます。キング・カズと呼ばれるにふさわしい人だなと思えた番組でした。

いやぁ~、久し振りに改めて聴いてみたんですが、ほんと、全編ドラマチックでした(笑)。ラジオドラマか?と思うこともちょいちょいあったしww。

これ、素材が三浦知良選手というレジェンド的存在だったから成り立っていたと思いますが、それ以下の人が題材だったらもしかしたら内容よりもナレーションのほうに気持ち持っていかれたかもしれません😅。村上ボイスでさらにドラマチックに語っていましたから、インパクトがかなり強い。
でも、カズ選手の濃い~ドラマ村上さんの熱~いナレーションがこの番組の中では上手い具合に盛り上げを演出していたようで、これはこれですごく面白かったです。

その後何本か村上さんは番組ナレーションのお仕事をされていますが、かなり落ち着いて聴いていられるような語り口になったと思います。映像を邪魔しないように盛り上げどころでの語り方も工夫しているようなところも見受けられるようになりました。

ということで、今となっては初期の村上さんのナレーションを楽しめる貴重な存在とも思えるこの番組w。折を見てまた聴いてみたいかも😁。